カテゴリ:遊城・闇城



駄文/遊戯王 · 27日 10月 2001
帰り際、城之内が遊戯にもう一人の遊戯への伝言を頼んだ。頼まなくても伝わっているのだが。一言、『ありがとう』と……。 『ねぇ、城之内君と何があったのさ?』 自分の中に居るもう一つの人格に話し掛ける。最近はだいぶ慣れたので、闇遊戯に話掛けていてもブツブツと独り言が漏れる事は無くなった。 (昨日、一緒に星を見ていただけだ……)...
26日 10月 2001
バイトも終わり、家に向かう。城之内は上着の襟元をキチンと閉じた。冷え込むようになった夜の空気が頬に冷たくて。小さく身震いをした。...